ネットショップ無料と有料はどっちがいい?違いやメリット徹底解説
2021年11月29日(公開日:2021年9月14日)
ネット通販市場の規模が拡大している今、初心者でも簡単にネットショップが開業できるようになりました。
しかし多くの方が参入しやすく気軽にネットショップを開業しても、集客に成功し商品が売れて利益を得るには、ただ開業するだけは難しいのが現実です。
ネットショップ成功のカギは、運営のサービスの選択によって決まるといっても過言ではありません。
無料サービス、有料サービスがありますが、その違いはいったいどこになるのでしょうか。
今回は、それぞれの違いや無料サービスの範囲などについて紹介します。
ネットショップの開設を考えている方、無料サービスからさらに拡張したいと考えている方はぜひ参考にしてください。
ネットショップとは?
ネットショップの運営サービスは、無料のものから有料のものまで、サービスの内容や機能や価格帯、強みなどがそれぞれ異なります。
ショップや商材のコンセプトや目的に合ったサービスを選択しなければいけません。
ネットショップの開業・開設を検討している方は無料と有料の違いはいったいなんなのか、どちらを利用すればいいのか悩みますよね。
せっかくチャレンジするなら成功したい!という方へ、ネットショップ無料と有料の特徴を説明しますので、違いを比べてどちらがショップコンセプトに合っているか検討してみましょう。
ネットショップ無料サービス
では、無料サービスの特徴(メリット・デメリット)をみてみましょう。
初期費用をかけずにはじめやすい
無料のネットショップでは、登録すればコストをかけずにショップの開設ができ、初心者でも手軽にはじめやすいことが特徴です。
有料サービスと異なり初期費用や月々の固定費が0円でスタートできますので、はじめてネットショップを開設する方や趣味の延長で出品したい方の登竜門として向いているといえるでしょう。
テストマーケティングにおすすめ
はじめてのネットショップという方にとって「何がどんなユーザーにどれだけ売れるか」を見極めることは難しいでしょう。
しかし、無料ネットショップはユーザーや商品・サービスなどニーズを把握するテストマーケティングとして活用するのもひとつの方法です。
最低限のコストで開設・開業できますのでリスクを抑え、ネットショップの動向を見極めることがメリットです。
ネットショップが軌道にのり売上が安定すれば、有料サービスに移行できますので損失を抑えることが可能でしょう。
販売時にコストがかかる
“無料”ときくと完全にコストがいらないイメージがありますが、商品が購入された場合の販売手数料やカード決済手数料等が発生しますので販売時にかかるコストは必要になります。
無料でネットショップをスタートしても後々どれだけコストがかかるか考慮しなければ、結果的に高い費用を支払うことになる可能性があることもリサーチしておきましょう。
機能拡張に制限がある
デザインテンプレートや機能の拡張に制限があり、テンプレートにこだわりたい方やオリジナリティあるネットショップを立ち上げたい方にはカスタマイズの物足りなさを感じるでしょう。
サイトのデザインは他社との差別化や集客、ショップイメージに影響しますので、長い目でみると有料のサービスを選択した方が望ましい可能性もあります。
容量制限がある
無料で手軽にネットショップがオープンできる反面、自由度や容量の制限があるため有料サービスに比べると訴求力が低いことがデメリットになります。
容量に制限があるため、十分な商品の画像や情報を伝えることができません。
ユーザー目線で考えると「もっと詳しい情報が知りたい」「情報が少なくて購入までは…」と、なってしまうケースが多いでしょう。
無料サービスで初めた方も、別途費用をかければ容量が多い有料プランに変更することができます。
集客が難しい
有料のネットショップや大手ECサイトに比べると、認知度が低くいため集客につながりにくいことがデメリットのひとつとなります。
いくらネットショップを立ち上げても集客率が悪ければ売上が上がらず、利益につながりませんので、取り扱っている商品やサービス、ユーザー層に合った集客対策が大切です。
POINT:気軽にはじめられるが、独自の集客努力が必要
ネットショップ有料サービス
次に有料サービスの特徴(メリット・デメリット)をみてみましょう。
カスタマイズ性に優れている
無料ネットショップと有料ネットショップを比べたとき、最も違いがでるのはデザインや機能の幅広さでしょう。
コンセプトに合った有料のテンプレートを使えば、他社との差別化しやすくショップイメージに合ったサイトを作りやすいですね。
また無料ネットショップは、自由度が低いため同じようなデザインのサイトになりがちで、なかなかユーザーの目に留まらない可能性があります。
有料ネットショップの方がデザイン豊富なので自由度が高く、購入意欲につなげる訴求力の高いサイトに仕上げることができるでしょう。
容量が大きい
無料ネットショップでは容量制限があるため、伝えたい情報を十分に伝えられない可能性が高いですが、有料ネットショップでは使える容量が大きいことがメリットです。
出品する商品やサービスが多い場合は、その分画像やファイル、データ量が必要になります。
小規模のままネットショップを運営する場合は不自由さを感じないかもしれませんが、商品数を増やし、よりネットショップを発展させたい場合は、有料ネットショップの方が使いやすいでしょう。
集客力が高い
有料ネットショップでは、集客機能に特化したサービスを提供しているところが多いことが特徴です。
ユーザーが多いネットショップやSNSと連携しているなど、ネットショップによって集客の強みが異なりますので販売に繋げられるネットショップを選びましょう。
コストがかかる
無料のネットショップではコストを抑えて開設・開業できますが、有料のネットショップでは初期費用や固定費がかかります。
しかし販売手数料をみると有料ではかからず無料では必要になるため、規模が大きくなった場合や多くの商品を販売した場合は、無料ネットショップの方が、コストがかかってしまうケースも。
ネットショップの規模や商品数に応じてコストを見極める必要があります。
POINT:コストはかかるが自由度や拡張性の高さが◎
無料ネットショップでどこまでできる?
初期登録費用・月額利用料ゼロ円から始められ、必要なコストは販売・決済手数料のみの無料ネットショップ。
さらに機能拡張する場合にのみコストがかかる仕組みになっています。
多くの無料ネットショップでは決済方法の追加やスピード振込などの機能を拡張する場合に有料プランへの移行が必要となっています。
ネットショップによってサービスは異なりますが、ある有料ネットショップでは集客につながるクーポンやメルマガなどのマーケティングやアクセス解析、サポート機能、プロモーション機能などが追加されますので、より集客率を上げたい場合におすすめです。
また、中には商品登録数無制限で使えるところもありますが制限がある場合も多く、たくさんの商品やサービスを販売したい場合は有料へ移行することになります。
登録から数分でネットショップが開設でき、アイテムの登録や価格の設定等も簡単にできます。
「ネットショップを作って商品やサービスを販売する」まで無料ネットショップで行えますので、お試しで出店してみる方やマーケティングの様子を見たい方におすすめです。
はじめから有料ネットショップにしてコストをかけるのも方法ですが、運営を続ける中で必要な機能が増えた場合に有料へ移行するのも良いでしょう。
初心者も安心!無料ネットショップの良さ
なんといっても無料ネットショップの良さは、気軽に始められることでしょう。初期費用や月額の固定費がかからないので、費用面での心配がありません。
商品やサービスのニーズが不明な方や、趣味の延長でハンドメイド作品を販売してみたい方、とりあえずネットショップをしてみたい方に向いています。
また、もっと集客を増やしたい!売上アップしたい!と思ったとき、無料ネットショップでは集客への懸念があります。
有料ネットショップへの移行も検討できますが、無料ネットショップで売り上げを伸ばすには集客力アップが決めてとなります。
・ブログやSNS集客など集客対策
・SEO対策やLP制作・WEB広告などコンサルトへ依頼
これらの方法で無料ネットショップの集客機能の物足りなさを補うことができ、有料ネットショップで開設されている方もさらに集客力アップにつなげることができるでしょう。
【まとめ】初心者でも売れるネットショップを目指そう
いかがでしたでしょうか?
無料サービス、有料サービスの違いや無料サービスの良さについて説明しました。
どちらを使えばネットショップの運営に成功するか?は、ネットショップのコンセプトや目的、運営の方針、ターゲットユーザーによって異なります。
せっかくいい商品やサービスを広めたいのに、なかなか集客に結びつかないというのではもったいないですよね。
ネットショップ運営最大の課題はやはり集客ですので、集客に不安がある場合はプロのコンサルタントに依頼することもひとつの方法です。
今回紹介したサービスの内容や費用、機能の違いを参考にしていただき、ぜひご自身のサイトに合うネットショップを検討してみてください。