インターネット集客のコツを掴み売上アップ【初心者からのネット集客】

2021年11月29日(公開日:2021年8月25日)

大きな会社であれば経営やマーケティングのノウハウがあり潤沢な資金を使って集客をしていくことができますが、個人やまだビジネスを始めたばかりの小さな会社の場合はマーケティングに関する専門的な知識や集客のための資金を用意することが難しく「どうしたらいいのか?」と困っている人も多いのでは?

お店や会社のホームページはあるけれど‥

・アクセスがない(少ない)
・問い合わせがない(少ない)
・ホームページからの申し込み/予約がない(少ない)
・インターネット広告ってなに?

と、インターネット集客が上手くいかず仕組みもよく分からない個人や経営者のために!

初心者でも分かるインターネット集客の仕組みからインターネット集客で成果をあげるコツなどを解説していきます。WEB集客にチャレンジしたい人必見の内容です。

インターネット集客(WEB集客)とは

”インターネットを活用した集客”のことをインターネット集客やネット集客、WEB集客、Webマーケティングなどと言い、ホームページやSNS、Web広告、ブログなどを使いユーザーを集める方法です。

昔から行われていた集客方法と言えば、折り込みチラシやダイレクトメール、新聞雑誌広告、看板、ポスティング、テレアポ、イベント‥などがあり今でも活用されていますが、時代に合わせた集客方法を実践していくことでより多くの効果を得ることができます。

【インターネット集客のメリット】
・低コスト
・幅広いユーザーにアピールできる
・見込み客を集めやすい
・効果が見えやすい(集客効果を数字で把握でき分析できる※Googleアナリティクス)

折り込みチラシや新聞雑誌広告、ポスティング、看板などのアナログ集客でも効果は得られますが、規模を大きくすればするほどコストが膨大となり個人や小さな会社では厳しいはずです。

しかし、インターネット集客の場合は無料で利用できるものが多くインターネットを通して世界中にアピールすることも可能。また、不特定多数へアプローチするのではなく商品やサービスに興味のある”見込み客”に向けたアプローチをピンポイントにできるため売上に繋がる確率が高くあります。

インターネット集客の種類

ホームページ(Webサイト)を開設することはインターネット集客の第一歩ではありますが、開設しただけで自然と集客できるわけではなくユーザーがホームページ(Webサイト)に来てもらうための施策が必要となります。それこそがインターネット集客であり一般的に使われる集客方法を5つ紹介します。

SEO対策(検索エンジン)


SEO(Search Engine Optimization)は検索エンジン最適化と訳され、GoogleやYahoo!などの検索エンジンでの検索結果を上位表示させることでホームページへの流入を増やし集客率をアップさせます。

※検索をした人にとって有益な情報と判断されると上位表示される仕組み。

SNS


Twitter、Instagram、FacebookといったSNSの利用者は多く私たちの生活に欠かせないツールとなりつつあります。

SNSにアカウントを作成しマーケティングの場として活用する個人・企業も多く人気アカウントとなれば多くの流入に期待できます。ターゲットユーザーに合わせたSNSの活用がカギ。

Twitter:20~30代、拡散力がある

Instagram:10~30代女性が多い、ビジュアルを使った発信

Facebook:30~40代、情報の定期配信向き

インターネット広告


GoogleやYahoo!などの検索エンジンやWebサイトに出せる有料の広告であり、リスティング広告(検索結果に連動して表示される)やディスプレイ広告(ニュースサイトやブログサイトに表示される)、SNS広告(TwitterやInstagramなどSNSに表示される)などがあります。インターネット集客の結果が早く出やすいのが特徴。

外部サイト(被リンク)


ホットペッパーなど業種に特化したポータルサイトなども含め、外部サイトにWebページのリンクを貼ってもらう方法を被リンクと言います。被リンクが多くなると認知度が上がり外部サイトからの流入にも期待できるだけでなく、被リンクはGoogleからの評価が上がりSEOにも効果があると言われています。

ダイレクト(直接流入)


URLを直接入力してホームページ(Webサイト)にアクセスすることやブックマークからアクセスする場合をダイレクト(直接流入)と言います。


名刺やチラシ、ポスターなどにホームページ(Webサイト)のURLやQRコードを掲載しておき、直接流入を増やすことがポイント。

マーケティングはWEBの時代!ネット集客の仕組みを知る

※引用:総務省 https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r02/html/nd252120.html

総務省が公表した「令和2年情報通信白書」によると、2019年のインターネット利用率(個人)は89.8%。SNSの利用状況は69.0%であり全年齢階層で利用率が上昇しています。

スマートフォンやSNSの普及、そして2020年に巻き起こった新型コロナウイルスによる外出自粛などによりオンラインの活動が増えWebマーケティングがより重要となりました。
だからこそ、インターネットを通して効果的に集客をしていくことに大きな可能性と意味があるのです。

インターネット集客の全体像(仕組み)

①認知・集客

検索エンジンやSNS、インターネット広告などから「認知」してもらいホームページ(Webサイト、ランディングページ、ブログなど)に誘導し「集客」をする

②接客・信頼構築

ホームページ(Webサイト、ランディングページ、ブログなど)にアクセスしてくれた人には「接客」として訴求力を高める情報提供、悩みや不安を解消させる情報提供などをしてくことで「信頼構築」に繋げ”見込み客”から”顧客”に変える。ユーザーの役に立つコンテンツを用意することが大切

③行動喚起

サービスの契約、商品の購入、資料請求、お試しサービス、特典やクーポン付のメルマガへの登録などホームページ(Webサイト、ランディングページ、ブログなど)にアクセスしてくれた人へ契約・販売に繋がる行動に誘導する

④リピート

1回の契約・購入で終わらせず顧客リストを作成し、ステップメールやメルマガなどを使って顧客との信頼関係を深めていき”得意客”となってもらう。メルマガなどに登録してもらえると好きなタイミングでアプローチすることも可能。

◎インターネット集客は”集客”をすることがゴールではなく、そこから売上に繋げていく「DRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)」が大切です。
D(ダイレクト)=集客:見込み客を集める
R(レスポンス)=教育:興味関心を持ってもらう
M(マーケティング)=販売:購入してもらう

インターネット集客 Q&A

インターネット集客をこれから始めようと思っている人や始めたばかりの初心者が感じる”よくある疑問”をQ&A方式で解決していきましょう。

Q.インターネット集客ができれば売上はアップする?


A.”見込み客”への適切なアプローチが出来ていればインターネット集客による売上アップは可能です。インターネット集客は”見込み客”へピンポイントにアプローチできることが◎

Q.SEO対策の効果はどのくらいで表れる?


A.SEO対策はすぐに効果が表れるものではなく、扱うキーワードやコンテンツの内容、競合性によっても異なるため一概には言えませんが、Webサイトを開設したばかりの場合は半年から1年後、Webサイトを開設してから数年が経過している場合でも最短で3ヶ月ほどかかると考えておきましょう。

Q.インターネット広告の費用はどのくらいかかる?


A.広告の種類によって異なります。そして広告の中でも料金形態が幾つかあるのであくまでも費用の目安として見てください。


リスティング広告(検索連動型広告):クリック課金型(1クリック1円~数千円/月の予算は数万円~30万円程度から始めることが多い)


ディスプレイ広告(画像・動画・テキストなど):クリック課金型(1回数円~)とインプレッション課金型(1回数十円~数百円)がある。月の予算20~50万円程と言われる


SNS広告:エンゲージメント課金型、クリック課金型、インプレッション課金型、動画視聴型などがあり1回、1クリック、1視聴などで数円から数百円とそれぞれに相場が異なる。

Q.インターネット集客の効果はどのくらい続く?


A.チラシやダイレクトメール、新聞雑誌広告などアナログな集客の場合は発信直後こそ大きな効果を発揮しますが時間が経つにつれて効果がなくなります。しかし、インターネット集客の場合はホームページやWebサイトがあり、しっかりとしたSEO対策をしていれば長期的な集客効果が続きます。何度もチラシや広告を打つよりも費用対効果が抜群です。

インターネット集客のコツ

集客の目的、見込み客を明確にする


[集客]何を宣伝したいのか?どのような成果を目指しているのか?
[見込み客]どんな人にアクセスして欲しいのか?ターゲットとなる人物像(年齢、性別、職業、住まい、趣味‥)は?
⇒方向性を具体的に考え明確にしていくことで、適したアプローチ・情報発信が可能となる。見込み客に合わせたメディア選定(Twitter?Instagram?Facebook?)も大事!


インターネット集客の入口となるメディアの育成、運用

ホームページやWebサイト、ブログなどにアクセスしてくれた人が欲しい情報が一目で分かるような内容であることが良質なコンテンツであり売上にも繋がりやすくなります。

デザインにこだわり過ぎて内容が薄いホームページは論外。他との差別化を意識しながらSEO対策を忘れずに。また、SNSはターゲットを絞った効果的なアプローチができ固定ファンを作ることも可能。様々な手段でホームページにアクセスできる複数の入口を用意することが大切であり情報の発信と更新は継続して行いましょう。

インターネット広告の活用


リスティング広告、ディスプレイ広告、SNS広告などは有料であるため初めは敬遠しがちになると思いますが、適切な広告運用をしていくことで多くの人の目に触れる機会が増え認知度が高まることやサービスを知るきっかけとなり即効性のある集客に繋がるので前向きに検討しましょう。

コンサル会社に代行を依頼


インターネット集客をいざ実践しようにも複雑であり専門的な知識を必要とするため、1日2日で簡単にできることではありません。

個人や企業として一からインターネット集客をやる時間も自信もない人は、WebマーケティングやWeb集客を専門とするコンサル会社に依頼することも一つの方法です。効率良く確実に集客アップさせたいのであれば検討してみましょう。

インターネット集客を一つずつ実践してみましょう

ホームページを作るだけでは集客できないことが分かっていただけましたか?

「アクセスがない」「問合せがない」「申込みがない」‥それらの原因はホームページの認知度が低く、届けたい人に伝わっていないからなのではないでしょうか。


【目的】何のために集客したいのか?
【ターゲット】どんな人を集客したいのか?


ますはこの2点から整理して明確にしたら、どのようなインターネット集客が適しているのかを考えていきましょう。


インターネット集客のコツを掴むまでは頭がパンクしそうになると思いますが、、一つずつ実践していくうちに手応えを感じられるはずです。でも、どうしても上手くいかない場合はプロに相談してみましょう。