ホームページの検索順位が上がらない!原因と対策は?
2021年11月29日(公開日:2021年8月25日)
集客につなげたいと、頑張って制作したホームページ。
これで自社の集客もうまくいく!…はずだったのにHP検索したけどトップページに表示されない!とお悩みではありませんか?
検索画面に表示されなかったら周知されず、せっかくのPRも不発に終わってしまいますね。Web集客には何よりもSEO対策が重要です。
そこで今回は、トップページに表示されない要因とHPの検索順位を上げる方法、SEO対策について説明します。
ホームページを立ち上げたけれどなかなか表示されないことに悩んでいる方やSEO対策を充実させ検索順位を上げたい方は、ぜひ参考にしてください。
サイト担当者の悩み…なぜ検索順位が上がらないの?
HPを立ち上げた方の目的といえばWeb集客ですが、このような悩みをお持ちではありませんか?
HP検索したけどトップページに表示されない!
なかなか検索にヒットしない!
検索上位にならない!
悩みを放置したままですと、いつまでも検索上位に表示されずWeb集客の見込みもないまま。せっかく作ったHPがユーザーの目に留まることがなくもったいないですよね。
なぜ検索順位が上がらないかというと、大きな原因が1つ。
SEO対策ができていない!からです。
SEOに詳しくない担当者が行った間違ったSEO対策
内部SEOが不十分
検索意図がぶれている
など、検索順位を決めるベースであるSEOができていないことが原因です。
検索順位とは?
まずSEO対策について理解する前に、HPを周知させるために欠かせない“検索順位”についてみてみましょう。
検索順位とは、その名の通りGoogleやYahoo!Japanで検索したときの順番のことです。
検索順位が上位であればトップページに表示され、ユーザーからのアクセスが期待でき、製品の購入やサービスの利用といった成約につなげることができます。
ただ闇雲にHPを立ち上げたからといって検索上位に表示されるわけではなく、適切なキーワードの選定や検索上位に表示されるためのスキルが必要となります。
では、どういった仕組みで検索順位が決まるのでしょうか?
Googleでは多数の検索アルゴリズムと一部公表されているガイドラインによって検索順位を上位にさせるポイントとされています。
そして、Googleの検索アルゴリズムとガイドライン、検索クエリ(ユーザーが検索したキーワード・複合語など)とWebサイトのデータとの関連性の高さによって検索順位が決まるのです。
ただし、このガイドラインに基づいてHPを立ち上げたからといって見直しをせずそのままではいけません。
ガイドラインを振り返り、よりよいコンテンツとなるように改善を継続させることが重要です。
【アルゴリズムのポイント】
検索クエリ
HPの適合性(ユーザーが求めている情報かどうか)
専門性のあるコンテンツ
ユーザーの情報
→信頼できるWebサイトかどうか?
このように、情報を得たいユーザーが求めているコンテンツに高い関連があるものや専門性や質が高いコンテンツが評価され検索上位に位置することができます。
検索順位はアルゴリズムのポイントで決まっていることが分かりました。
「でも一体どうしたらいいの?」という方は、SEO対策に取り組んでみましょう。
検索順位アップに必須!SEO対策3つの柱
ホームページを検索上位にするSEO対策の方法は、大きく3つに分け以下の通りです。
・コンテンツSEO(質の高いコンテンツの提供)
・内部対策(サイト内部を適正にする)
・外部対策(高い外部評価を得る)
この3つの柱がそれぞれ成立してこそSEO対策が充実しているといっても過言ではありません。検索順位アップを目指すために、3つの柱の理解を深め適切に対策しましょう。
では、それぞれの対策について説明します。
【SEO対策①】コンテンツSEO
SEO対策のひとつめ、コンテンツSEOは効果的なキーワードとユーザーの検索意図がポイントです。
効果的なキーワード
まず、コンテンツのメインテーマや、ターゲットとなるユーザーが検索するキーワード・関連するキーワードを考え、そのキーワードをコンテンツ内に落とし込みましょう。
コンテンツの情報がユーザーにとって有益となるような専門性の高い内容を盛り込むことで、Googleが信頼性の高い内容であると評価し、検索順位に影響されます。
キーワードとコンテンツのマッチングが重要
キーワード選定の注意点は、ニーズの高いキーワードはライバルが多く検索上位にさせることが難しいことです。
そのため検索キーワードはしっかりと選び、それに合うコンテンツとなるような工夫が必要になります。
【キーワードとコンテンツのマッチングの条件】
・検索から流入するキーワードが、うまくコンテンツと適合している
・検索意図のメインキーワードを1つに絞る
・リンク先もコンテンツに関連させたページにする
・ユーザーが求める情報が得られるコンテンツになっている
メインテーマとなるキーワードから複合キーワードでコンテンツを作り上げ、関連キーワードをリンク先でつなげる、この一連の流れからユーザーが得たい情報が網羅できることが望ましいでしょう。
これが、SEO対策によるサイト作りの基本となり検索順位を上げる第一歩となります。
タイトルや見出しにキーワードを使う
次に重要なポイントは、コンテンツの内容を伝えるタイトルや見出しにキーワードを入れることです。
ユーザーがパッと見たときにコンテンツが何を言いたいのかを明確に表すことができ、大まかな内容を伝えることができます。
【タイトル・見出しにキーワードを入れる注意点】
・キーワードを盛り込みすぎず自然に入れる
・タイトルや見出しは長くなりすぎず分かりやすく
・メインテーマから逸脱しない
検索順位を上位にさせるには、タイトル・見出しを分かりやすく工夫することで「何について書いてあるのか」を明確にし、検索意図に合ったコンテンツに仕上げることが重要です。
あまりにも不自然で無理にキーワードを入れることはペナルティ対象になりやすいため注意しましょう。
ユーザーの検索意図
次にユーザーの検索意図を踏まえたコンテンツ作りですが、こちらは消費者目線に立ち「ユーザーがなにを必要としているのか」を考えることが大切です。
・検索したキーワードから知りたい情報
・どんな目的があって検索したのか
というように、ユーザーの目的やゴールを見極めながら、有益な情報となるようなコンテンツ作りを手掛けていきましょう。
【SEO対策②】内部対策
コンテンツ作りで次に行うことは、内部の整備(内部リンクの設置や適切な画像の選定など)です。
内部リンク
サイトは1ページだけで終わりませんよね。
どんなサイトでも、ページ同士がつながっているリンクがあります。
SEO対策では、内部リンクの設置場所やコンテンツ・テキストとの関連性の高さを重視ます。
設置した内部リンクが関連ページ・関連記事に適しているかが評価の分かれ道。
全体を通して「コンテンツ内が関連のある内容でひと続きになっているか」に気を付けて作り上げましょう。
パンくずリスト/トピックパス/パンくずナビ
「今自分がサイト内のどの位置にいるか」を明確にしたナビゲーションを“パンくずリスト”“トピックパス”“パンくずナビ”などといいます。
経験ある方も多いかと思いますが、内部リンクを巡っているとサイト内で迷子になってしまうことがあります。
童話『ヘンゼルとグレーテル』で、森で迷子にならないよう道にパンくずを置いて歩いたというエピソードから生まれたのが、このパンくずリスト。
ユーザーがサイト内迷子にならないように経路や位置を示すものになり、これがあるだけで使いやすく、優しいサイトであることが分かりますね。
高品質な画像の選定
SEO対策では、サイト内で使われる画像です。
【画像選定のポイント】
・テキストと関連性の高い画像の選定
・競合サイトで使用されていないオリジナリティある画像
・高品質な画像
また、ユーザーが閲覧しやすく利便性が高いという点で、読み込みが早いページや画像もGoogleの評価が上がるポイントになります。
SEO対策はユーザーが理解しやすく有益なサイトであるかがポイントになり、ユーザーが使いやすいサイト作りも検索順位を上げるスキルです。
常にユーザー目線でのSEO対策を心がけましょう。
スマートフォンへの対応
最近では、パソコンよりもスマートフォンやタブレットで情報を入手するユーザーが増えています。
Googleの評価でもスマートフォンに対応したホームページかどうかも評価の基準となっているので、パソコンからの見た目だけでなくスマートフォンでも使いやすく見やすいサイトになっているか確認しましょう。
【SEO対策③】外部対策
キーワードも整い内部の整備も十分にできたら、次は外部対策に取り組みます。
内部対策がWebサイトのベースを整える対策である一方で、外部対策は外部からの評価や広報的な意味合いをもちます。
そのひとつが被リンクです。
ホームページの検索順位を上げるSEO対策のひとつに、“被リンク”があります。
被リンクとは、外部の他サイトにリンクを貼ってもらうことで、“質の高いコンテンツ”であるとGoogleからの信頼性の評価につながります。
外部サイトから被リンクを設置してもらうためには、
・いい情報をぜひシェアしたい
・このホームページを紹介したい
・まとめ記事として掲載したい
など被リンクしてもらうために、ユーザーにとって役立つ情報が織り込まれた信頼あるコンテンツを継続させること、そしてユーザーの検索意図を見極め定期的な改善を行うことが重要です。
被リンク獲得には、拡散されやすいSNSでの情報発信が有効でしょう。
SEOの基本は「ユーザーの視点」
SEOの基本はすべて「ユーザーに対して心地よいホームページになっているか」ということです。
コンテンツを読み、主体となるのはユーザーです。
ユーザーにとって欲しい・役に立つ情報
ユーザーの見やすさや分かりやすさ
ユーザーの意図を掴んだコンテンツ
この3点を意識し、SEO対策を行うことでホームページの検索順位を上げる一歩になるでしょう。
検索順位向上にはSEO対策が重要
これまでSEO対策について説明してきましたが、なぜ検索順位を上げることが大切かというと、「ホームページのアクセスを増やしユーザーに理想の行動をとってもらい、成果につなげる」ことが目的だからです。
ユーザーにとって関心の高いホームページを作成し、アクセスしてもらう。
そして、閲覧したユーザーが製品を購入したりサービスを利用したりと、自社の利益につながる成果を得る。
これが、SEO対策を徹底し検索順位を上げるゴールではないでしょうか。
最も重要なのは、ホームページの内容でありPRしたい製品やサービスなのですが、それをPRする手段であるSEOを整えることも重要です。
SEO対策をするにはこれまで説明した対策はもちろん、まだまだ専門性の高いスキルが必要です。ただ闇雲にSEO対策を行ったとしても、Googleのガイドライン違反からペナルティを受ける可能性もあり、検索順位を下げる結果になってしまうケースも少なくありません。
正しいSEO対策を行うには、やはりプロの知識やスキル、ノウハウが必要不可欠です。
SEO対策を熟知したプロに相談
検索上位を目指しユーザーからコンテンツがクリックされ成果を達成させるため、SEO対策を行っても成果が表れるまで地道な作業の継続が必要です。
数カ月~1年ほどかかるとされるため、効率良く検索順位をあげたい場合はノウハウを熟知したプロに依頼することがおすすめです。
時間がかかるSEOを専業で行う社員を新たに採用すると、採用コストがかかってしまいますし、他の業務の片手間にSEOをするのは失敗のもとです。
自社内で任せられる社員がいない、SEO対策のプロが近くにいなければ、プロに相談してみてはいかがでしょうか?
【まとめ】プロに相談して効率よく検索順位を上げよう
いかがでしたでしょうか?
今回は、トップページに表示されない要因とHPの検索順位を上げる方法、SEO対策について説明しました。
ホームページの検索順位を上げるには、ユーザー目線にたった適切なキーワードの選定や質の高いコンテンツが必要ということが分かりました。
「ホームページは作って終わり」ではありません。SEOの知識やスキル、ノウハウをもったプロによるSEO対策と、それを改善・修正を行いながら継続していくことで検索順位を上げWeb集客につなげることができます。
コロナ禍でこれまでのように足を使った営業ができなくなった今、Webを活用した営業方法が主流になりつつあります。そして、withコロナに合った最適な新しい集客方法への方向転換が必要なタイミングです。
SEOを熟知したプロは、豊富な実績とノウハウをもったスタッフによってWEB集客サービスのサポートを行います。
「自社でのホームページ運用ではSEO対策が不十分で検索順位が上がらない」
「SEOについてわかるスタッフがいない」
このような場合は、中小企業の集客課題や企業のゴール実現を目指すプロに、ぜひ相談してみましょう。