ネットショップの売上アップ!効果的な販売促進の方法は?
2021年11月29日(公開日:2021年8月27日)
長引くコロナ禍でお店の買い物を自粛して、通販で購入する方が増えています。
ネットショップ、ECサイト、オンラインショップ…と様々な呼び方がありますが、withコロナの時代に欠かせません。
最近では、ネットショップは簡単に開設することができ、購入者が気軽に注文できるため顧客の見込みも高いことがメリットです。
しかし、ネットショップを開いたが注文がなかなか来ない・安定した売上にならないと悩む店主の方は多いのではないでしょうか?
ネットショップの業績アップには“販売促進”が欠かせません。
今回は、販売促進について種類、方法、実例等を合わせて紹介します。
ネットショップの売上を伸ばしたい方は、ぜひ参考にしてください。
売上アップに欠かせない!販売促進とは?
販売促進とは「販促」とも呼ばれ、商品やサービスのプロモーションから購入のきっかけを作り、お店がお客様の「買いたい!」という購買意欲を促進させることです。
消費者に対してのキャンペーンや広告、アフターサービス等も販売促進に含まれます。
ネットショップでの販売促進の流れ
インターネットの普及により、販売促進のスタイルが変化しています。
ネットショップでの購入だけでなく、「何か調べよう」と思ったとき、スマートフォンやパソコンを使って検索するという方がほとんどです。
そしてGoogleやYahoo!で特定のキーワードを入力したとき、膨大な量の情報が手に入り、その中からよりニーズにマッチする情報を選択しています。
たくさんの選択肢の中からお客様に選んでもらうためには以下の流れが重要です。
WEB集客
まず、ネットショップの存在を知ってもらい、購入のニーズが高い見込みユーザーにアプローチしアクセスを増やすことです。
集客が成功し、アクセス数が増えると「ニーズが高いサイト」「信頼できるショップ」と評価され、GoogleやYahoo!で検索上位に表示されるようになります。
検索上位に表示されれば、より多くの人の目に留まるためアクセス数アップ、売上アップにつながるでしょう。
商品購入
ネットショップを訪れたお客様に、商品やサービスをアピールし購入してもらいます。
WEBマーケティングでは「コンバーション(CV)」という言葉を使いますが、ホームページ(ネットショップ)のゴール達成へのアクションのことを言います。
商品を販売するネットショップでは、最終的なゴールは“購入”してもらうこと、サービスを提供するネットサイトでは、サービスを“利用”してもらうことがコンバーションということになります。
リピーター獲得
ここまで新規顧客に対しての商品購入やサービス利用への流れとなります。
しかし、持続的な運営や売上確保には、1度訪れた方が再来・再購入してもらうリピーターの獲得が重要です。
よりいい商品・サービスを提供し、質の高いサイトデザインや訪れるきっかけとなるようなアピールを行い、リピーターを作っていきます。
POINT
「WEB集客・商品購入・リピーター獲得」の繰り返しで、ネットショップの運営が確立される!
顧客獲得と売上を伸ばすためには、この流れを作る“販売促進”(購買意欲の促進)が大切!
販売促進の種類とその方法
では、どのように販売促進をすれば効果的なのでしょうか?
その種類と方法についてみていきましょう。
SNS
Instagram、LINE、Twitter、Facebook等のSNS(ソーシャルメディア)を活用し、商品やサービスの情報発信を行う方法です。
企業(ネットショップ)アカウントを作成し、新商品やセール情報などを投稿し、拡散を狙います。
ネットショップに関心のある方や商品を購入したいと思っている方(見込み客)だけでなく、拡散されることで新規顧客にも投稿を見てもらうことができることがメリットです。
また、SNSはユーザーとの距離が近くコミュニケーションの場となります。
「お客様の生の声」をダイレクトに把握することができ、マーケティングにつなげていくことができるでしょう。
SNSの種類によってユーザー層が異なるため、商品やサービスのターゲットユーザーに合うようにSNSを選び投稿することが成功のカギです。
POINT
・「♯新作 ♯セール ♯ファッション」というように、効果的なハッシュタグを活用し、拡散を狙おう!
・有益な情報発信と「もっと見たい!」となるようなユニークな投稿が◎
・お客様とのコメントのキャッチボールは信頼関係構築の懸け橋。どんな質問や問い合わせにも丁寧に答えよう!
ブログ
SNSは文字数の制限がありますので、より詳細に商品やサービスの情報を伝えたい場合にはブログの活用がおすすめです。
例えば、アパレル系のネットショップで取り扱っているワンピース。
SNSでは画像の枚数が限られますが、ブログでは多くの画像を掲載することができます。
スタンダードな画像はもちろん、アングルを変えたり利用シーンに合わせたり…様々なタイプの画像が掲載できますので、購入後のイメージがしすいでしょう。
ネットショップとリンクさせることもできますので、ブログを見たお客様がそのまま購入するという動線も作ることができます。
また、検索エンジンからのお客様の目に留まる確率も高くなるでしょう。
広告
商品やサービスの情報発信には、新聞・チラシ・CMなどのオフライン広告やネット広告・SNS広告など様々な媒体を活用した広告も効果的です。
新聞・チラシ・CMなどのオフライン広告はネットショップを幅広いユーザー層に宣伝することができ、リスティング広告・SNS広告などのオンライン広告はターゲットユーザーにダイレクトにアピールすることができます。
オンライン広告のメリットは、ターゲットユーザーに狙いを定めた宣伝ができるため集客率が高く、手軽にインターネット上で情報発信できること、そして費用対効果が高くデータ分析しやすいことです。
より高い集客効果を求めるなら、新規顧客獲得やリピーター獲得にもつながるリスティング広告やSNS広告がおすすめです。
リスティング広告
ネット広告の中で最も売り上げに効果的なリスティング広告。
ユーザーが検索エンジンで特定のキーワードを検索したとき、そのキーワードにマッチする広告が検索結果の上部や右部に表示されます。
関心をもっている方や購入を検討しているターゲットユーザーにアクセスされやすいため、購入につながりやすい施策です。
SNS広告
Instagram、LINE、Twitter、Facebookなどが提供するのがSNS広告です。
企業アカウントから自社サイトまでの誘導や自社製品の宣伝を、コストを抑えて行うことができます。
広告や検索エンジンでヒットしないユーザーにネットショップを周知されやすく、画像や動画によって分かりやすくアプローチできます。
イメージアップや拡散での宣伝効果が期待できますが、成果が出るまで時間がかかる可能性がありますので、リスティング広告との併用がおすすめです。
SEO対策
素敵なネットショップや有益な情報を発信するブログを運営していたとしても、それが検索されなければ意味ありません。
より多くのユーザーの目に留まるためにはSEO対策が不可欠。
SEO対策は、ユーザーがキーワードを用いて検索した際、検索結果の上位にネットショップを表示されるよう工夫する施策です。
やるべきことは、「お客様がどんなキーワードを検索するか?」「お客様にとってどんな情報が有益になるか?」を考えコンテンツに落とし込むことです。
例えば「ファンデーション」というメインキーワードの場合。
「ファンデーション おすすめ」
「ファンデーション ランキング」
「ファンデーション プチプラ」
「ファンデーション 人気」
「ファンデーション 崩れない」
などが、ユーザーが欲しい情報であり検索されやすいキーワードと考えられます。
これらのキーワードをタイトルや見出しなどコンテンツに含めることで、有益なコンテンツとなり検索上位に表示されやすくなります。
そして検索エンジンからネットショップへ誘導でき、お客様の「買いたい」という購買意欲に届き、持続的な売上にもつながるでしょう。
メルマガ
効果的な販売促進の方法にはメルマガもおすすめ。
利用者にメルマガ登録をしてもらうことで新商品やサービスなどの情報を提供できるほか、クーポンの配布やキャンペーン情報を伝えることもできます。
新規顧客の獲得だけでなく、リピーター獲得にもつながる方法です。
キャンペーン
例えば、メルマガ登録者や広告を見たお客様への「期間限定値引きキャンペーン」
3,000円以上購入で300円OFF、10,000円以上購入で500円OFFというような形です。
「購入しようか迷っているけど、安くなるならここで買ってみようかな」と、お買い得感は購入意欲を刺激するのです。
初回購入者限定クーポンや次回以降使用できるクーポンは新規顧客とリピーターへアピールできるためおすすめです。
また、購入者がネットショップ利用時に重視する点には送料がありますが、定期的に送料無料キャンペーンなどの開催も販売促進につながるでしょう。
しかし、キャンペーン開催時は利益に注意しながら開催しなければショップの赤字で終わってしまうこともありますので気を付けましょう。
WEB集客が成功!販売促進につながった実例
ではここで販売促進の手法によって成功したネットショップの事例をみてみましょう。
美容関連のネットショップ
保湿効果のある美容液の販売に力を入れているショップですが、ネットショップを立ち上げ、SNSやブログでPRするもののなかなか集客→購入に結びつきませんでした。
そこでコンサルティングに依頼し、導入した販売促進方法はリスティング広告とSEO対策です。
分かりやすい資料の提示やインターネット広告やSEOを活用することで得られるメリットについてのシミュレーション。
「できるだけ予算を抑えた運用をしたい」という希望に沿って実施。
認知度向上と売上アップにつながるLPの制作、訴求力のあるリスティング広告によって集客効果は◎
また、ターゲットユーザーを絞ったSEO対策によって効率の良い表示につながり、アクセス数も増加。
コンサルティングの長年培った実績とノウハウによって、効果的な検索キーワードが選定でき、人が集まるネットショップへと生まれ変わりました。
また、ブログやSNSでは、商品のアピールだけでなくお肌の悩みや肌質に合わせた化粧水の選び方など、ユーザーにとって有益な情報を提供。
サイトやネットショップを訪れることでスキンケアの悩みを解消できるようにし、ユーザーのニーズに合った情報発信を行うことで効果的なWEB集客につながりました。
コンサルタントに全てを任せる!というスタンスでは効果的な運用は難しいでしょう。
自社がアピールしたいことや強みを相談しながら、コンサルタントの二人三脚で理想とするネットショップを目指すことが大切です。
ネット広告を成功に導くノウハウ
自社の運用だけではなかなかWEB集客につながらない原因には、販売者からの視点になってしまっていることが考えられます。
もちろん「この商品は素晴らしい、ぜひみんなに使ってもらいたい」と思ってアピール・販売されているかと思いますが、消費者目線ではどうでしょうか。
自社が思っているキーワードの選定とユーザーにニーズのあるキーワードがマッチングしていなかったり、購買意欲にうまくアプローチできていなかったりというケースは少なくありません。
ノウハウをもったコンサルタントに依頼することで、第三者からの視点と消費者目線からの販売促進、そしてユーザー動向を把握した広告戦略を立てることができます。
業種やターゲットユーザーに合う販売促進の方法や、広告戦略においてもどんな媒体をどのように活用するか等、より効果的な提案が実現します。
販売促進やWEB集客に悩んでいる方は、ぜひ信頼できるコンサルタントに相談してみましょう。
【まとめ】購入意欲のきっかけ!顧客に合った販売促進をしよう
いかがでしたでしょうか?
今回はネットショップの販売促進について種類、方法、実例を紹介しました。
ネットショップにアクセスしてもらっても購入されずに帰っていってしまう
と、悩みを抱えている方は多いかと思います。
しかし、お客様の背中をあと一押しすることで販売意欲を促すきっかけを作ることができます。
購入しようと思っているけれどどのネットショップで購入しようか悩んでいる方や、類似商品と比較して納得できるものを探している方、お得感があればすぐにでも購入される方など様々です。
このような見込み客となり得るユーザーに対して、広告をタイミングよく配信することで、購入のきっかけとなり集客・購入・売上アップにつながります。
ぜひ他のショップと差別化を図った広告やSEO対策などの販売促進で、お客様から選ばれるネットショップを目指しましょう。