web集客方法の種類や効果!初心者でも実現する顧客獲得術
2021年11月29日(公開日:2021年8月19日)
顧客獲得に向けた宣伝・広告といえば、DMやCM、チラシ、看板…といったオフライン媒体での集客が重点的に行われてきましたが、最近のビジネスシーンではインターネットを活用したWeb集客が主流になっています。
現代社会においてWeb集客は、Webマーケティングの効果的な集客方法であり、コストカットや売上向上にもつながりメリットが大きい宣伝方法です。
しかし、せっかくWebサイトをもっているのにホームページからの問い合わせが少ない・集客がうまくいかない等Web戦略のハードルに阻まれている企業様は多いのではないでしょうか。
そこで今回は初心者でもわかるWeb集客の方法からメリット・デメリット、Web集客を成功させるポイントについて説明します。
これからWeb集客を始められる方、現在運用しているホームページからのアクセスや申し込み・予約を増やしたい方、より効果的なWEB集客にチャレンジしたい方はぜひ参考にしてください。
Web集客とは
「Web集客といっても一体どんなものか分からない!」
「Web集客はホームページを作るだけじゃダメなの?」
という方が少なくありません。
せっかくのホームページなのに、うまく運用できなければもったいないですよね。
Web集客には様々な種類や効果的な方法がありますので、戦略的なスキルが必要です。
ここでは、そもそもWeb集客とは何なのか?について説明します。
Web集客とは
まず“Web集客”とはいったいどのような集客方法なのか説明します。
多くの人がインターネットを活用し、人と人がインターネット上でつながることが当たり前となったいま。
GoogleやYahoo!JAPANなどの検索サイト、LINEやTwitterなどのSNS、動画サイトのYouTubeやTikTokと、私たちの日常生活にはインターネットサービスが浸透しています。
Web集客は、このようなインターネットサービスを通じて顧客獲得を狙うスキルであり、ネット集客とも呼ばれています。
現代社会において欠かせない集客方法
パソコンはもちろん、タブレットやスマートフォンが広く普及し、老若男女問わずいつでもインターネットにアクセスできる現代において、ブランディング効果やサービス・商品のアピールに最も効果的な方法です。
また、インターネットでの情報発信なのでコストが大きくならず、既存ユーザーだけでなく潜在ユーザーへの幅広い働きかけも期待できます。
POINT
コストをかけず効果的なユーザー獲得が可能
自社のブランディング効果が高まり、永続的な発展へつながる
Web集客の種類とメリット・デメリット
集客への取り組みを有効にするためにはWeb集客の方法について、それぞれの手法や効果を把握し、どの方法が適しているか見極めて実行することが必要です。
Web集客には主に以下5つの種類がありますので、予算やWeb集客を行う目的、サービス・商品内容、ユーザー等に合わせて選ぶことで効果的な集客が期待できます。
- 自然検索からの流入
- 有料検索流入
- SNS流入
- 外部サイト流入
- 直接流入
では、Web集客の種類とそれぞれのメリット・デメリットをみていきましょう。
自然検索流入
Web集客の代表的な方法とされるのが、GoogleやYahooなどの検索エンジンによる集客方法です。
「広告」「Ad」といったマークがついていないコンテンツになります。
ユーザーがキーワードを用いて検索しホームページを訪れることで、検索エンジンの上位に表示されるコンテンツ作成を行います。
あなたが検索エンジンを使う場合、どこまで情報収集を行いますか?
一般的に検索してすぐに表示されたものから目を通し、2~3ページ程度で情報収集を終える方がほとんどかと思います。
検索の上位に表示されないと、いくらホームページを運用していてもユーザーの目に留まることなくWeb集客は見込めません。
検索上位に表示されるためにはSEO対策が必要です。
SEO対策例
ユーザーにとって有益な情報を適切に提供すること
分かりやすく良質なコンテンツを制作すること
独自性のあるコンテンツであること
検索されやすいようタイトルや見出しにキーワードを入れること
適切にHTMLタグを使うこと
自然検索流入のメリット
・SEO対策を意識したコンテンツ制作を行うことで上位になりやすい
・継続すれば長期的な活用ができ高い集客効果が期待できる
・検索エンジンの上位に表示されると「信頼できる企業、情報なのだ」とユーザーからの信頼も得られる
自然検索流入のデメリット
・検索の上位に表示されなければWeb集客は見込めない
・SEOの知識やスキルが必要
有料検索流入(リスティング広告)
有料検索流入は検索エンジンを活用した際に表示される広告枠で、上部や右部に表示される「広告」「Ad」マークがついているコンテンツです。
リスティング広告ともよばれ、Webサイトへの流入によって広告費が発生されます。
有料検索流入(リスティング広告)のメリット
・検索上位に表示されるため、自然検索流入よりユーザーの目に留まりアクセスされやすい
・即効性のあるWeb集客が見込める
有料検索流入(リスティング広告)のデメリット
コストがかかる
自然流入検索と有料検索流入の違い
・自然流入検索→コストはかからないが、集客までの時間や徹底したSEO対策など手間がかかる
・有料検索流入→コストはかかるが確実にユーザーの目に留まるので、手間をかけず効果的な集客が期待できる
POINT
自然流入検索のSEO対策でコンテンツを充実させ、有料検索流入(リスティング広告)を使うことで、アクセス数の増加、成約率向上へつながる!→集客率アップ!
SNS流入
SNS流入とはその名の通りソーシャルメディアからの流入のことをいいます。
例えば、Instagram、LINE、Twitter、Facebookのアカウントや投稿からのアクセス、フォローや拡散などによりWeb集客が見込めます。
SNS流入のメリット
・企業アカウントからコストをかけずに運用でき企業のイメージアップや売上増加が期待できる
・バズれば、(関心をもたれ拡散)大きな宣伝効果が生まれる
SNS流入のデメリット
・一定数のフォロアーがいない場合はアカウントを育成し、ユーザーの見込みとなるフォロアーの獲得から始める必要がある
・成果を出すまで長期的な戦略が必要
名前の知られた企業以外では、まず企業やサービスを知ってもらうことが大切になりますので情報の発信に力を入れる必要があります。
ただサービスをアピールするだけでなく、企業自体に魅力を感じてもらうようなオリジナリティある投稿やユーザーにとって有益な情報発信に取り組みましょう。
担当者の人柄が感じられるユニークな投稿をすることで「面白い!」「もっと見たい!」と人気アカウントになればフォロアー数も増加していきます。
また、ターゲットユーザーから人気の高いインフルエンサーに紹介してもらうのもSNS集客の方法のひとつです。
各SNSの特徴
・Instagram
20代~30代の女性やファミリー層が多く、インスタ映えを狙った投稿が特徴
子育て、ファッションや旅行、グルメ、インテリアなどの投稿が人気
・LINE
利用者数が多く幅広い世代が利用
メールや電話に変わり連絡ツールのひとつとなっている
・Twitter
幅広い世代が利用し、リアルタイムでの情報発信ができる
少しクセのある投稿の人気が高く、うまくバズれば宣伝効果抜群だが炎上しないように言葉選びには注意が必要
・Facebook
30代以降の年代の方の利用率が高く、グローバルなSNSと実名登録で信頼度が高い
Web集客に欠かせないツールなので、自社の製品やサービスがどのSNSの特徴やユーザーに合っているのかを選び、効果的に活用しましょう。
外部サイト流入
外部サイト流入は「被リンク」とも呼ばれSEOでも重要なスキルです。
外部のサイトに自社のホームページやブログ、製品のリンクを貼ってもらい、その外部サイトからユーザーにアクセスしてもらうことです。
また、外部サイト流入には食べログやぐるなびなどのポータルサイトからの流入も含まれます。
ポータルサイトを利用するユーザーは特定の目的をもっているので、マッチングするターゲットユーザーにスポットしやすく売上増加につながります。
外部サイト流入のメリット
・自社のサイトや製品、サービスと関連のあるサイトにリンクが設置され、自然検索からのWeb集客の増加も期待できる
・被リンクが多いほど集客チャンスは得られ評価もアップ!
外部サイト流入のデメリット
・外部サイトの内容や質をよく見極めなければ自社の評価を下げてしまうこともある
直接流入
直接流入は、広告やポスター、名刺などに書かれたURLやQRコード、自社アプリなどから直接自社サイトへ流入される方法でダイレクト流入ともいわれます。
また、以前サイトを訪問したユーザーが残したブックマークから流入することも含まれます。
直接流入のメリット
・定期的な訪問と安定したWeb集客が見込める
・ブックマークから流入した人ユーザーはリピーターになりやすい
直接流入のデメリット
・自社サイトへ流入してもらえるようなスムーズな動線確保
・魅力的なコンテンツやサービスなど充実したサイトが必要
Web集客は有効?そもそものメリット・デメリット
“Web集客の方法には様々な種類があることやそれぞれにメリット・デメリットがあることが分かりました。
しかし「Web集客自体が実際に効果的なの?」と、不安に思っている方へWeb集客のメリット・デメリットについて紹介します。
Web集客のメリット
費用対効果が高い
Web集客最大のメリットはコスト面です。
DMやCM、チラシ、看板といった紙媒体を利用した広告媒体やメディアは費用がかかりますが、ユーザーの確保につながりにくいことがデメリットです。
一方Web集客は、SEOやリスティング広告によって特定の目的を持ったユーザーにマッチしやすい特徴があります。
また潜在ユーザーの目に留まりやすいためサービス利用や製品購入される確率が高いことがメリットとなります。
新聞の折り込みチラシでたまたま見た広告よりも、自身で検索し得た情報やサービスの方が成約・購入されやすいということです。
なによりも低コストで24時間365日継続した集客ができる点もメリットですね。
幅広いターゲットの獲得が可能
雑誌やメディアではターゲットの性別や年齢層も特定されてしまいます。
しかし、今は老若男女問わずインターネットを活用していますので、サイトが目に留まれば年齢や性別問わないWeb集客が可能です。
Web集客は国内外からの幅広い層にサービスや製品のアピールしながら、ピンポイントでのユーザー獲得、売上アップにもつながる点がメリットとなるでしょう。
マーケティング戦略が立てやすい
Web集客のメリットのひとつには、顧客情報を得られやすいことがあげられます。
アクセス解析ツールによってどのように訪問したか、またユーザーのおおよその居住地や性別、年齢、関心のあることなどが分かるため、顧客情報を分析し、今後の集客につなげることが可能です。
リアルタイムな情報の発信ができる
Web集客はリアルタイムで情報を発信できるメリットがあります。
最近はトレンドの移り変わりが激しいため、時代やユーザーのニーズに合わせたコンテンツや情報提供が欠かせません。
オフライン媒体よりも素早く自社のニュースや新製品などのリアルタイムな情報を発信することで、ユーザーの注目を得ることができるでしょう。
WEB集客のデメリット
知識とスキルが必要
Web集客、とくにSEO対策に取り組む場合は専門的な知識が必要となります。
キーワードのピックアップや有益な情報の絞りこみ、マーケティングなど初心者の方や本業と合わせて行っている方にはハードルが高いでしょう。
拡散の怖さ
情報が「バズる」「拡散される」には、いい意味も悪い意味もあります。
情報提供の正確さや言葉の選び方など気を付けなければいけないポイントがあり、万が一悪くバズってしまった場合には“炎上”し、自社の評価を下げてしまう恐れもあります。
長期的な戦略が必要
自社サイトの作成、有益なコンテンツの配信、継続的な運用を行い、実績を重ねて集客まで…と、Web集客は時間が必要です。
コンテンツの質を高め、評価と信頼を得てターゲットユーザーの目に留まること。
そして、成約に至り人気の高いサイトになるまで長期的な視点をもち、情報提供を継続していかなければいけません。
初心者でもわかる!Web集客を成功させる方法
Web集客が軌道にのれば安定したユーザーの確保と売上増加につながりますので、Web集客を成功させたい!と望む企業は多いでしょう。
そこで、初心者の方にも分かりやすくWeb集客を成功させるためのポイントを紹介します。
ターゲットに合わせた広告
Web集客は、インターネットを活用する幅広い利用者の中からアピールしたいサービスや製品を、ピンポイントでターゲットに響かせること最大の目的です。
年齢や性別、ライフスタイルなどから適したターゲット層に合わせてWeb集客の手段を使い分けて広告を出すことで、効果的な集客が見込めるでしょう。
- アピールしたい製品・サービスは、どのターゲット層に向けたものなのか
- どのWeb集客を行えばマッチするのか
この2点についてリサーチを十分行うことが大切です。
コスト・費用対効果
自然検索からの流入や自社担当者が行うSNS流入など無料でできる方法と、コストをかけて行う有料検索流入があります。
無料で行う場合は、担当者にSEO対策のスキルや知識、ライティングスキルなどが必要です。一方有料検索流入は、広告にコストをかけ効果的な集客効果を狙う方法ですので、即効性ある顧客獲得が期待できます。
またWeb集客に関する予算では、自社サイト制作を委託する費用やコンサルティング、宣伝費なども考慮しなければいけませんので、総合的なWeb集客にかける予算や費用対効果を考慮し選びましょう。
社内リソースの確保
Web集客の運用を担うスタッフが確保できているかという点も重要です。
サイト、コンテンツの制作や管理はもちろん、継続的な運用には質の高いコンテンツや安定した情報提供が必要になりますので、担当者が確保できていなければ運用は難しいでしょう。
他の担当を行っている社員に任せるのか、SEO対策を熟知している担当者を新たに採用するのか、外部委託するのかを検討する必要があります。
Web集客は自分でやるorコンサルに任せる、どちらがいい?
Web集客の種類やメリット、デメリットなどをお伝えしましたが、「じゃあ自分でやる・コンサルに任せる、どちらがいいの?」と思われた方もいますよね。
実際、自社担当者に任せサイトを制作し無料で宣伝を行うことも可能です。
しかし、Webに関する知識やスキルだけでなく広い視野と経験がなければ“ただサイトを制作し動かしている”だけに終わり、 効果的にターゲットを獲得するまでに至らないケースがほとんどでしょう。
せっかく自社サイトを運営するのですから、
「より多くのユーザーの心に響かせたい!」
「売り上げをもっと伸ばしたい!」
「サービスを知ってもらいたい!」
というのが本音ではないでしょうか。
そこで、最近ではWeb集客をコンサルに任せている企業が増えています。
Web集客をコンサルに任せるメリット
Web集客を手掛けるコンサルにはこのようなメリットがあります。
【Web集客コンサルのメリット】
・企業の集客課題へのサポートが手厚い
・新規集客獲得方法への提案
・Web集客はもちろんWeb制作と集客などのノウハウと実績が豊富
・知識とスキルをもったスタッフが充実
・効果的なWeb集客や分析、効果測定が可能
Web集客のコンサルは多数あり、サービスの内容やサポート体制、費用は様々ですので、「信頼できるコンサルに依頼する」という見極めが重要になります。
【信頼できるコンサルを見極めるポイント】
・相場金額を比べて、費用が高すぎるor安すぎるコンサルには注意する
・何をしたいか目的を明確にしてコンサルを選ぶ
・自社のゴールとコンサルが得意な分野との相性を見極める
・コンサルのこれまでの実績を確認する
・「一緒に頑張れる」と思える人がいるコンサルを選ぶ
Web集客の成果が出るまでは時間がかかりますので、自社の担当者が兼業する場合や、Web集客に関する知識やスキルが十分でない場合は、プロのコンサルに依頼した方が時間もお金も無駄になりません。
また、外部委託することで消費者の感覚からアドバイスしてもらえるので、より効果的な集客を行い顧客獲得へつなげることができるでしょう。
コンサルに依頼するWeb集客の成功の秘訣
Web集客は多くのメリットをもつ宣伝方法ですが、しっかりと長期的な戦略をたて信頼できるコンサルとともに、二人三脚で取り組むことが成功のカギです。
Web集客のゴールを明確に、「Web集客をしてどうなりたいか」を考えて依頼しましょう。
- 自社サイトを多くの人に知ってほしい
- 企業のイメージアップを図りたい
- 商品の売り上げを伸ばしたい
- サービスを知ってもらいたい
- もっとユーザーを増やしたい
など、ゴールを明確にしたうえで予算とともにコンサルに相談してみましょう。
効率性&費用対効果◎Web集客はプロのノウハウを活用しよう
いかがでしたでしょうか?
Web集客には様々な方法とそれぞれのメリット・デメリットがあることをお分かりいただけたかと思います。
「Web集客は簡単にできそう」とイメージを持たれている方も多いですが、“成功”となると時間がかかり、何よりも質の高いコンテンツを提供し続ける根気や努力が欠かせません。
知識やスキル、ノウハウがないと、始めたもののうまくいかなかったと失敗する場合も多いので、プロのコンサルティング会社へ依頼するのがおすすめです。
コンサルに依頼した場合、自社で運用していくよりもWeb集客に関わる人件費を抑えられ、クオリティが高く効果的な運用ができるため、結果的に時間もコスト面も効率的だったというケースが多いのです。
特に「Web集客にチャレンジしたい」「はじめてでわからない」というWeb集客初心者の方はプロの力を借りたほうが得策です。
近年ではWeb集客が主流になっていますので、上手に活用することで、自社の宣伝や情報提供が充実し、質の高いコンテンツが可能になります。
有益な情報提供やターゲットに心を動かすコンテンツを運用していくことは、企業の信頼やイメージアップにつながります。
ぜひ信頼できるコンサルとともに、効率的なWeb集客にチャレンジしてみましょう。